リンを容易に吸脱着できる材料を開発し、農地土壌からリンを回収し日本における食料の安定供給に貢献したい

万福 和子/Manpuku Kazuko
国立研究開発法人 産業技術総合研究所

プレゼン資料
当財団で助成選考委員会を開催した際の資料となります。
最終目標と中期計画
最終目標
✅ 日本国内におけるリンの供給を海外からの輸入に頼らず、アロフェン・イモゴライトを基に、リンを容易に吸脱着できる材料を開発したい
✅ この材料により、リンの鉱山ともいえる農地土壌からリンを回収し、特に将来の日本における食料の安定供給に貢献したいと考えています
中期計画(3年計画)
1年目
・合成アロフェン/合成イモゴライトを基にした、新規リン吸着剤合成方法の設計と試作
・農地土壌におけるリンの吸脱着機構の文献調査
2年目
・新規リン吸着剤の性能評価と吸着性能向上に向けた改良
・農地土壌におけるリンの吸脱着手法の設計と試験
3年目
・新規リン吸着剤合成方法の確立と量産化へ向けての試作
・農地土壌からのリン回収、リン施用試験の実施